エイプリルフール記事

今日は世界一斉エイプリルフール。
ネット上でもあちらこちらでエイプリルフール用のウソ記事やウソページが表示されている。
初めて見たときにはそれなりに新鮮だったんだけど、最近どうにもしらけた気分になってしまう。
この違和感はどこからくるんだろうと考えたんだけど、これらの記事やサイトが「ウソ」じゃないからなんじゃないかと思う。
ウソの反対はホントで、これらの記事はホントのことじゃないからウソなんだと言われるとまあそうなのかもしれない。
でも僕の感覚だと、「ウソ」というものには悪意がなければならないと思う。
悪意には人を騙してやろう、害してやろうという大きな悪意もあれば、ちょっと驚かせてやろうというくらいの小さな悪意もある。
でも、悪意がまったくないものはウソじゃあなくて単なる作り話な気がする。
エイプリルフール用のウソ記事なんかは、「このために準備した作り話ですよ」と初めからラベルが貼ってある気がして、そこの部分がなんかしらけてる感じだ。