赤星神話

さきほどテレビをつけていたら、赤星の盗塁が阪神の勝利のカギだとかいう話をやっていた。
正確な数字は忘れてしまったが、赤星がホームベースを踏んだ試合の勝率は7割強なのに対して、ホームベースを踏まなかった試合の勝率は4割くらいだというのだ。
番組ではこの事実を持ってして、赤星のホームインが勝利のカギだという結論に達していた。
でもちょっと待てよ?
赤星だろうが誰だろうが、誰かがホームインしたってことは1点入ったってことだ。
だれかが得点をあげた試合はそうでない試合に比べて勝率が上がるのは当然じゃないのか?


これが赤星じゃなくて、もっと全然塁に出ない人でデータを取るとどうなるんだろうか。
めんどくさいのでデータで検証はしないけど、長打力とか走力が無い人がホームベースを踏んだ試合で統計を取ると勝率は相当高いんじゃないだろうか。
なぜかっていうと、そんな人がホームベースに帰るってことは他の人の長打で帰してもらったことが多いはずなので、そのときは同時に2点とか3点入ってる可能性が高いんじゃないかと思うからだ。
もしほんとにそうだったらホーム帰還と勝率の高さに相関があっても、必ずしもその人が勝利をもたらしているってことにはならないことになる。


ぼくは野球をまるで見ないので、もしかして根本的なとこで勘違いとかしてますか?