うるう秒の原因は

 来年元旦に「うるう秒」 地球自転とずれを調整
ということで7年ぶりのうるう秒
なんだけど、ここが引っかかった。

地球の自転と時刻の間にずれが生じるのは、自転速度が徐々に遅くなっているのが原因。

これほんと?
単に地球の1回転がかっきり24時間じゃないことが原因じゃないの?
だって徐々に遅くなってるのが原因だったらうるう秒の間隔はどんどん詰まっていくはずじゃん。
だいたい毎年0.2秒とかずれていって、誤差が積もって一秒になったら調整するんじゃないの?


なんて考えていたら実は僕も間違っていた。
実際にはこんな感じになってるらしい。
 日本標準時グループのサイト内にある国際原子時(TAI)、協定世界時(UTC)、天文時(世界時UT1)、うるう秒の関係
これを見ると地球の自転の速度は一定ではなく、かといって一方的に遅くなりつづけているわけでもないらしい。
特にここ数年は、その少し前より自転が早くなっているのが分かる。


もうちょっと調べてみると、どうやら地球の自転の速度はかなりぶれがあって予想することができないということらしい。
そのためうるう秒には1秒挿入以外に1秒削除も規定されている
なんか地球みたいに大きなものの自転の速度が一定してないってけっこう不思議。